ぬこ10

引用元: 「猫の知らせ ver.2」より
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/occult/1087730528/
306: 夏子のこと 04/07/29 00:46 ID:Ymtpt1hF
やーもービックリ。まさにこのスレのタイトル通りのことがおきました。
2ちゃんのオカルトスレをあちらこちら見ていた最中、
愛猫夏子がいきなり俺の脚をひっかきはじめた。

夏子は元・ノラ猫。ものすごく懐っこいので夏子(メスだし)と名づけて
時々かまって遊んでいたのだが、ある日ケガをしていたので獣医に連れて行き
(診察中も獣医さんの手に擦り寄るなど名に恥じぬ懐っこさを発揮)
それから家の猫になった。
どんなときでもゴロゴロ・スリスリは基本で、野良猫時代は
犬を連れて散歩している人に擦り寄っていた武勇伝があるくらい、とにかくフレンドリーな猫。

307: 夏子のこと 04/07/29 00:47 ID:Ymtpt1hF
その夏子が爪を出してひっかくなんて初めてだ。
ちょっとショックでボーっとしてしまった。
夏子は初めて見るような必死の形相で俺の脚を引っかき続ける。
「夏っちゃん、痛いよ。」といって大げさに痛がると、
夏子は台所のある廊下ほうに物凄い勢いで走っていって、それから戻ってきては
また俺の脚をひっかく。
そこで俺は、ひょっとして夏子は俺を台所に行かせようとしているのではないか?と
なぜかそう思った。

慌てて台所のほうにいってみると、物凄い熱気がムワンとした。
五徳の上でやかんが日にかけられている。
家族の誰かがお湯を沸かしっぱなしにして、そのまま忘れたらしい。
俺は急いで火を消した。
そのあと緊急の家族裁判がひらかれた。(於:当家居間)
被告はオヤジ。
風呂上りにアイスコーヒーを飲むために少しだけお湯を沸かそうと思って
お湯を沸かして、そのまま忘れて風呂に入っていたらしい。
ここでもやはり、オフクロに鬼のように怒られてションボリしているオヤジの膝に乗り
その手を優しく舐めてやる、気遣いを忘れない夏子なのであった。

308: 本当にあった怖い名無し 04/07/29 01:08 ID:kS5Y7WZa
夏子chan GJ!

他のサイトのお勧め記事(アンテナに飛びます)