引用元: 「【恐怖】山にまつわる怖い話 巻の二【戦慄】」より
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/out/1025116838/
390: 底名無し沼さん
大きな火の玉を見たことがあります。

あれは初めて私が3000m級の山に親父と登った、ある夏のこと。
夕刻に山小屋に到着して、炊事を始めました。

天候は雨でしたので、私と親父は小屋の横に三角の筒を横倒しにしたような、天幕を張った炊事場でボンカレーを温めていました。

そこには他に家族連れの3人組、女子大生風の2人組がおり、女子大生風のパーティはラーメンを作って作っているところでした。

家族連れのお父さんはストーブの点火に苦労しており、加圧したり、マッチの火を近づけたりしていましたが、一向に火が付きませんでした。

そのうち何を思ったか、そのお父さんは圧抜きタンクのリングを、おもむろに引っ張ったのです。

私と親父はギョッとして、同時に天幕の下から飛び出しました。

ガスは、それを見ていなかった女子大生風のパーティのストーブから引火し、そこに「ぼわん」という音とともに大きな火の玉が出現したのです。

お母さんと女子大生風の人の髪の毛が焦げました。

私と親父は、雨の中で、
「おい、今のはヤバかったな。」
「うん、かなりビビった。」
「何が駄目か分かってるな?」
「あの人、火のそばでガス抜いた。」
「その通りだ。」

と話し、また何事もなかったように天幕の下に戻って炊事を再開したのでした。
横ではお父さんがお母さんからずっと説教をされていました。

あやかしの話は一つだけあるのですが、それはまた別の機会に。

392: 底名無し沼さん
>>390
ある意味、基本的知識の無い俄登山客って、幽霊なんかよりよほど怖いな…

391: 390
>圧抜きタンクのリング
って、全然意味わからないですね。

タンクの圧抜きリングです。

相当幸運だったといえるわ。下手しなくてもとばっちりの火傷喰らったかもしれないし。 by 管理人

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