引用元: 「∧∧∧山にまつわる怖い話Part9∧∧∧」より
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/occult/1084366168/
59: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 12:26 ID:YSSTlOPh
小学生の頃の話し

俺は霊感みたいなのはないけど、何度か怖いというよりも、
不思議な体験をした事があるんで書き込ませて下さい。
子供の頃、休日になると、それこそ毎回のように親と山に行ってた。
いつものように、親父と共に山へ行った時の話し。
空は快晴、初夏の頃合いだったから、ちょっと汗ばんだ肌には
肌寒いぐらいの気温が、とても心地よかった。
しばらく歩いていると、ふいに緑色をしたモヤのようなものが
木々の間からわき上がったかと思うと、異様に背の高い、
白い布を羽織った、妙に足の長い人影がピョンピョンと飛び跳ねるようにして、
モヤの中を駆け抜けて行った。
俺はただ呆然。
緑色のモヤは1分もかからずに跡形もなく消え去り、
親父がゆっくりと歩き出したので、俺は顔を引きつらせながら
「今のなに?」
と聞くと、親父は、さも当たり前のように
「そういう事もある」
とだけ言って、また歩き出した。
あの変な人影も怖いけど、それでもなお、山を登り続ける親父の方が怖かった。

60: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 12:27 ID:YSSTlOPh
小学生の頃の話し

早朝に山へ出かけて、ネマガリタケというタケノコを採っていると、
まだ背の低かった俺は、方角を見失ってしまった。
この竹(本当はチシマザサって言うらしいけど)は、背が低いけど、
ものすごい勢いで群生して生えているので、前に進むのも容易じゃないし、
生えている場所が急勾配で、とても歩きにくい。
竹林の中で途方に暮れていると、竹林の奥から「ハァッハァッ」という、
危ないオッサンか野犬の息づかいのような音が聞こえてきた。
薄暗い竹林の中で、俺がビビりまくっていると、目の前に茶色い体をした
オオカミみたいな動物が姿を現した。
見ると、顔はひしゃげた子供のような顔で、鼻と耳がなかった。
俺が死ぬほど怖がっていると、その動物は、びっくりしたように俺を見つめた後、
「まったく、ついて来い」
と、ものすごく乾いた、子供のような声で言った。
普通なら絶対について行くわけがないんだけど、恐怖よりも
「ついて行かなくちゃ」
という気持ちの方が強くて、その動物について行った。
途中、竹林の中に小さな小川があって、それを飛び越えると、
本当にその途端に、俺は竹林の外に出ていた。
背後でガサガサと音が聞こえたので見ると、その動物の尻尾が
竹林の中にとけ込むように消えていくところだった。
とりあえず「ありがとうございました」と頭を下げた。
ちなみに、親父はタケノコをリュックいっぱいに採ってきて、
俺の話しを聞くと「感謝しておけ」と頭をクシャクシャやられた。
そして、採ったタケノコの3分の1とおにぎり1つを竹林の前に置いて帰路についた。
微妙にセコいお礼だった。

61: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 13:16 ID:WGnPTebi
>微妙にセコいお礼だった。

黙々と読んでたのに、この一行で大笑いしちまったじゃんか(w
まあ、お礼ってのは気持ちが大事だから…
相手が「あちら側」の存在なら、尚の事でしょう。

62: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 13:29 ID:SM88+Ual
>>59
ゴム男か?
>>60
セコくても感謝の気持ちが大切ですね。

63: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 13:36 ID:FPHjGNDD
>>59-60タソ乙です おもろかったよー
2つめのはなんとなく「ミツ」を思い起こさせる話だね 他の話では邪悪な存在みたいだけど子供にはやさしいのかな
何処ら辺の地方なのかヨカータらおしえてちょ またなんかあったらよろです

79: 59-60 04/05/16 11:58 ID:VBVvCAky
>>62
ゴム男というよりも、ブワーっと粉吹いたみたいな人影でした。
>>63
長野県です。
でも>>59の話しは群馬県での出来事。

まだ幾つか、聞いた話しとか、体験した話しがあるので書き込ませて下さい。


消防の時の話し

俺の母方の実家も山の中。
半端じゃなく山だった。
今では婆さまが亡くなって、爺さまはお袋の姉の家に移っちゃったし、もう行く事もないと思うけど。
夏休み、親子連れだって田舎に遊びに行った時、ちょっと怖い体験をした事が何度かある。
真夏の炎天下、虫取り網を片手に、近くの林に虫を取りに行くため、あぜ道を歩いていた。
ふと、田んぼを見ると、なんかモヤモヤとした陽炎の中に、白い物体が漂っている。
何だろう?と、ぼんやり見つめていると、全身の力が抜けて、頭がぼんやりして来た。
一度、熱射病になった事があるけど、あの時とは全然感覚が違ってた。
頭から血の気が失せていく感じ。
その時、軽トラで通りがかった、近所のオッサンが、俺の異変に気づいてくれたのか走り寄ってきて、
俺を抱き上げると、田んぼの中に立たされた。
しばらくすると、頭のぼんやりが消えていき、目の前にかかっていた白いモヤのような物が晴れていくのを感じた。
見ると、さっきまで白い物が漂っていた場所には何もなくなっていた。
「あぶねぇ、ユウダチは見ちゃならねぇ」
と、頭をゴツンとやられた。
その後、軽トラで家まで送ってもらい、その事を婆さまに話すと、婆さまはオハギを作り始めた。
3つ作ったオハギの1つは俺に、1つは近所のオッサンに、最後の1つは田んぼに放り込んだ。
で、最後に頭をゴツンとやられた。
農作業から帰って来た爺さまにも、その事を話すと、頭をゴツンとやられた。
あの白い物体は謎だけど、1日になぜ俺が3回も頭をゴツンとやられないといけないのか、その方が謎だった。

80: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/16 12:04 ID:/gPhhSOy
>>79
田んぼで白い何か、っていうと「くねくね」が連想されますね。
頭ゴツンで済んで良かったかもよ…

81: 59-60 04/05/16 12:22 ID:VBVvCAky
>>79で改行し忘れた…すみません。

親父の話し

うちは別に仏教徒というわけじゃないんだけど、
知り合いに、やたらと寺や神社の神主さんがいる。
親父が大学受験を控えた高校生だった頃、
いつもと違う環境で勉強しようと、
仲間3人と連れだって山の中にあるお寺に2泊3日で泊まりに行ったそうだ。
真夏だと言うのに、やはり標高が高いからか、気温は肌寒いぐらい。
食事が精進料理だったのが、育ち盛りだった親父たちには辛かったらしい。
寺に到着した、その夜。
本堂で勉強をしていた親父たちは、不思議な物音を聞いてしまう。
ヒタ、ヒタ、ヒタと、まるで石の上を裸足で歩くような音。
それが、さっきから、ずっと本堂の外から聞こえいる。
そういうものを一切信じてなかった親父は、
どうせ動物か何かだろうと勉強を続けていた。
ちなみに、後の2人はガクブルだったらしいけど。
しばらくすると、本堂と廊下を繋いでいる分厚く思い扉が
バンッ!と大きな音を立てて開いたかと思うと、
しばらくしてから、再び大きな音を立てて閉まったと言う。
その扉というのが、俺も一回見せてもらったんだけど、
そんな思いっきり開く事なんて出来るような代物じゃなかった。
建て付けが悪いのか、そう簡単に開く事もできないし、何よりもひどく重い。
3人はいたたまれなくなって、住職さんの部屋に飛び込んだ。
すると、住職さんは何度か頷いた後、
「檀家の方が先ほど挨拶に来られた。
 本堂に立ち寄ったのだろう。別に怖がらなくても大丈夫」
親父たちは、その夜は一睡もできず朝を迎えて、早々に山を下ったらしい。

90: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/16 17:22 ID:6MUbmX5z
>>81

>檀家の方が先ほど挨拶に来られた

これと似たような話を、お寺さんに聞いた事があります。
檀家さんで亡くなられた方は、男性だと本堂から入ってきて
女性だと裏手の方から入ってくるとか。

91: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/16 17:49 ID:/V6S5fGU
>>90
>女性だと裏手の方から入ってくるとか。

10年位前だと思うけど、倍賞美津子出演のキッチンのCMだったか
奥さん方の茶飲み話みたいな設定の風景で
「奥さん方で集まると、なんでか台所でワイワイやってるよねー」
みたいな会話が用意されていた。
で、ほぼその頃のサライ(不確か)で「仲居さんの知恵」的な
特集があった。通夜のときなどは通りがかりの霊が供養の場につられて
迷い込んでくることが時としてあるそうで、女性の霊は必ず台所から入ってきて
そこにいる、というようなことが語られていたのを思い出した。

110: 59-60 04/05/17 19:12 ID:3P9R08ZZ
親父が住職さんから聞いた話し

お寺関係で、おまけの話し。
>>81で書いた、動じない住職がいるお寺に関連して一つ。
ある雪の降る日、深夜は1時か2時を回った頃、玄関をノックする音がする。
住職さんが誰だろうかと出てみると、誰もいない。
ただ、雪の上に点々と足跡だけが残されて、その足跡は玄関の前で消えていた。
住職さんが「お上がり下さい」と言うと、濡れた足跡が玄関に入ってくる。
その濡れた足跡は、やがて廊下へ上がり、
まるで本当に人が歩いているかのような音を立てながら、本堂へ向かう。
その時、本堂の扉が勢いよく「バンッ」と開くのだそうで。
住職さんは、夜中にも関わらず、その目に見えない来訪者のためにお経をあげ、
お経が終わる頃には、その気配も消えている。
そして、翌朝、檀家の方が亡くなられたと連絡が入る。
そういう事は、よくある事なのだそうだ。
よくあったら困るけど。

122: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/18 08:14 ID:BV8goZVL
飛ぶのか、変態仮面。

>>110
うちも寺なのだけれど、そういう風に亡くなった檀家さんがいらしたことはないなあ。

176: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/20 01:30 ID:yTqJbTmB
亀レスすまそ。
>>60なんか心温まる話だな。

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