伏見001

引用元: 「伏見稲荷 その9」より
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1305090726/
12: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2011/05/11(水) 15:49:46.32
伏見稲荷大社と狐
全国の稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社では、狐が神様の使いであるとされている(よくある誤解だが、稲荷神そのものが狐なのではない)が、
この由来には諸説ある。
ひとつには稲荷神は食物の神、つまり御饌津神(みけつかみ)であることからミケツが転じて御狐・三狐(みきつね)となったという説。
またひとつには、稲荷神は東寺の鎮守であり、東寺の本地仏である荼枳尼天が狐を眷属とするのに由来する、という説がある。

これとは別に、伏見稲荷と狐にまつわる話が空海の弟子・真雅僧正が著したとされる『稲荷流記』に見られる。

平安時代初期、弘仁年間のこと。
平安京の北にある船岡山の麓に善良な年老いた白狐の夫婦が5匹の子狐とともに住んでいた。
夫の方は銀の針のごとき白く美しい毛並みと五鈷杵の形をした尾を持ち、妻は鹿の姿の首を持っていた。
常々から世の為人の為に尽くしたいと考えていた狐の夫婦だが、畜生の身ではその願いは果たしづらい。
そこであるとき子狐とともに稲荷山に参拝し、「願わくば稲荷神の眷属となってその御神威をお借りし、この願いを果たさん」と祈った。
するとにわかに神壇が鳴動し、稲荷神から、「その願い聞き入れよう。今より長く当社の仕者となって、参詣者・信仰者を扶け憐むべし」とのお告げが下った。
これにより狐の夫婦は稲荷山に移り住み、夫が上社に、妻が下社に仕え、稲荷神の慈悲付託に応えるべく日夜精進した。
また夫の狐は小薄(おすすき)、妻の狐は阿古町(あこまち)の名を稲荷神から授けられたという。

これよりのち稲荷社の眷属神として命婦社(白狐社)が境内に祀られるようになり、現在でも本殿左裏手、お山巡りの出発点辺りにある。

13: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2011/05/11(水) 16:02:26.94
>>12の説明だと、眷属としての狐は空海以後の話しか。

15: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2011/05/12(木) 03:59:03.96
>>12
>よくある誤解だが、稲荷神そのものが狐なのではない

ただ、日本の神様は隠れ身の存在だから、人前に姿を現すときは動物の姿を取るという話もある。
神話の中でも、賀茂建角身命は烏に姿を変えたし、伊吹山の神は白猪の姿を変えて現われた。
また、日本最古の神社といわれる三輪明神は蛇に姿を変えると言われている。

皆さんご存知、伏見稲荷大社御絵札を見て欲しい。上部に御簾が描かれておりその下に蛇と狐が描かれている。
これは、神は御簾の向こうにあり、こちらからは見ることは出来ない。
人間が神の姿を見れるのは、神の化身としての狐や蛇ということを表しているのではないか。
(ただし、これらはトーテムとして動物ではなく、あくまで神の化身としての動物である。そこに注意)

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