稲荷04

引用元: 「【豊川稲荷】ダキニ天について語れ!コン3?【辰狐】」より
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1284048887/
141: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/09(土) 21:43:09
初心者ですが
豊川も伏見も一緒の稲荷なんですか??

142: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/09(土) 23:30:00
>>141
全く違う稲荷です
→143さん解説お願いします

143: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/09(土) 23:49:52
           . . ∞

      (ノ'A`)ノ
      (  )
   , , , , / >

144: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 00:20:55
>>142
どなたが解説お願いしますm(__)m

145: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 00:22:35
>>144
           . . ∞

      (ノ'A`)ノ
      (  )
   , , , , / >

146: 143 投稿日:2010/10/10(日) 00:33:04
>>145は、おれちゃうけど、このままでは荒らしみたいやないか。

あんまり詳しく書けんけど、

伏見稲荷:神道
弘法大師招来のインド由来ダキニ天。

豊川稲荷:曹洞宗
禅僧寒巌義尹が感得したダキニ天。

153: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 06:58:30
>>146
え?伏見稲荷は日本古来の神祇で、
宇賀御魂神・猿田彦大神・大宮売神を中心とする稲穀神でしょ。
そこに、神仏習合時代は本願所として真言宗の愛染寺があり、
両部神道に基づく祭祀を行っていたと。

155: 143 投稿日:2010/10/10(日) 10:20:25
>>153
そやからようわからんと。('A`)

156: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 11:35:34
・伏見稲荷・・・神道の稲荷。稲荷五神(主神はウカノミタマ神)を祀る。
・豊川稲荷・・・仏教の稲荷。密教の神のダキニ天を祀る(仏教の神を天という)。

インド由来の密教の神・ダキニ天は、当然ながら稲荷とは関係なかったが、
日本ではダキニ天はキツネの化身とされたので、鎌倉時代に稲荷と習合(同一視)される。
伏見稲荷が東寺(密教の本山)の鎮守だったことと、稲荷山で密教修験者が活動していたことも大きい。

稲荷と習合したダキニ天は、密教以外の寺(真宗は除く)でも鎮守稲荷として広く祀られるようになる。

江戸時代は、伏見稲荷の神宮寺だった愛染寺がダキニ天信仰の中心地だったが、明治になって廃寺。
以降は、神仏分離をかいくぐった妙厳寺・豊川稲荷がダキニ天信仰の中心地となっている。コン!

ついでだけど、江戸時代は伏見稲荷の社家(稲荷五神)と愛染寺(ダキニ天)の両方で稲荷勧請をしていたが、
どうやら愛染寺の方が人気があったらしく、社家側が愛染寺には勧請させないよう寺社奉行に訴えている。

157: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 12:19:27
とりあえず「違う」って事はよくわかった

158: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 13:06:17
>>156
>社家側が愛染寺には勧請させないよう寺社奉行に訴えている。

どうなったの?

160: 153 投稿日:2010/10/10(日) 18:12:18
>>155
いやまぁ、俺も詳しくはわからんのですがねw
それもこれも、明治政府がそれまでの日本の宗教をぶった切ったから、わけがわからなくなったんだよな・・・

166: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/10(日) 22:29:06
>>156
豊川稲荷は愛染寺から勧請したの?

179: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/11(月) 20:58:31
>>158
言い分もっともである。しかるに・・・って感じで却下。
>>159
南北朝初期の文献から、ダキニ天は稲荷という記述が出てき始める。
鎌倉直前の文献に、東寺中門の三面夜叉神(聖天・ダキニ・弁才の合体神)は「稲荷明神の使者」と出てくる。

これから鎌倉の後期ころに、ダキニ天が稲荷と習合したと推測されている。

181: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2010/10/11(月) 21:11:28
>>166
愛染寺からは勧請していない。
豊川稲荷は、曹洞宗・法王派に代々伝えられるダキニ天で、天台宗からの流れを継ぐ。
ただ恐らく鎮守稲荷として祀られるようになったのは5代目の北山稲荷からで、豊川稲荷は6代目。

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