引用元: 「不可解な体験、謎な話~enigma~ Part72」より
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1311924621/
807: 1/2 2011/08/18(木) 08:58:06.05 ID:7JPmgjPC0
少なくとも35年以上は昔の話。
当時、私の伯母が、農薬が目にかかり、一時失明して実家に里帰りしていたそうだ。
また見えるようになるかどうかはわからないと、医者に言われていて、みんなしょぼんとしていたらしい。
私の母は、病気見舞いに数日帰郷し、母の祖母、私からだと曾祖母に小遣いなど渡し、仕事もあるので東京に帰ってきた。
数日後、ひいばあちゃんが夢に出てきて、お坊さんが座るような豪華な紫色の座布団に座って、
「○子、早く帰ってこぉ、早く帰ってこぉ」
と母に呼びかける。
「でも、ばあちゃん、今夜中だから帰れないよー」
などとやり取りしてる間に目が覚め、気になって実家に電話すると、曾祖母が亡くなったという。
なんと曾祖母は、同じく伯母の病気見舞いに帰っていた母のほかの兄弟姉妹たちと一緒にアイスクリンを食べてるときに、
ぽとっとそれを取り落とし、そのまま意識不明に陥り、夜の間になくなったらしい。
祖母や伯母伯父たちは、母に連絡しようと思ったそうだが、夜が明けてからにしようと思っていたそうだ。
母は、同じく上京していた伯父とともに、すぐに実家に帰った。
葬式のとき、祖母は、曾祖母に、
「かあちゃん、お願いだ。△子の悪い目を持ってってくれ。新しい目をやってくれ」
と、お願いした。
するとなんと!伯母がいきなり視力を取り戻したという。
「棺おけに入ってるばあちゃんの顔がきれーに見えてなぁ」
と、伯母自身も語っていたので、本当の話だ。
△子伯母も祖母も母も、曾祖母が悪い目を一緒に持っていってくれたので治ったのだと信じている。

808: 2/2 2011/08/18(木) 08:58:31.95 ID:7JPmgjPC0
そして時が流れ、10年ちょっと前に祖母が亡くなった。
私と母は、たまたま見舞いに行っていたので、死に目に会えたわけだが。
そのとき、母は、泣きながら祖母にお願いしたらしい。
「かあちゃん、お願い。みんなの悪いところ、みんな持ってって。お願い」
すると、当時4~5歳だった△子伯母の初孫が、喘息やアレルギーなどで結構ひ弱かったのだが、
葬式以来、すっかり喘息が治ってしまった。

なんか伯母伯父が多くてごめん。
母、7人兄弟だからさ~。

こういうことがあったせいで、母は、
「私が死ぬときは、皆の悪いところは全部持ってくからね。
必ず見守る。お金がどうしても足りないときは、宝くじ当ててあげるからね!」
と、張り切っている。
宝くじは正直ちょっと楽しみだが、
とにかくまだまだ生きていて欲しい。

長くなっちゃった。
あんまり不思議じゃないかも?
ごめんね~

809: 本当にあった怖い名無し 2011/08/18(木) 09:16:17.30 ID:zNxFlXNg0
>>807
文章がちゃんとしてるからすんなり読めたよ
そういうことってあるんだなってあらためて思った
こういうのは絆の強さと関係するのかもね

810: 本当にあった怖い名無し 2011/08/18(木) 10:21:42.21 ID:Pcl2H78i0
>>808
いい話だね
お墓参りとか大事にしてあげてください

811: 807 2011/08/18(木) 10:24:07.45 ID:7JPmgjPC0
>>809
どうもありがとう。
オカ板はいつもROM専だから、書き込み緊張しました。

一時失明した伯母は、戦争中に生まれた7人兄弟の一番上の長女だから、
曾祖母にとっても祖母にとっても、思い入れは強かったかも。

ちなみに母は末っ子で、上の伯母とは一回り以上も違うせいか、
一番やんちゃで人の言うことを聞かず、いきなり単身東京に飛び出したりして、
曾祖母が生きている間はずっと心配させ続けていたようです。
幼稚園にも断固として行かないような子供だったそうで、
曾祖母に幼少期育ててもらった、筋金入りのばあちゃん子だったらしい。

816: 本当にあった怖い名無し 2011/08/18(木) 14:33:51.77 ID:7JC7GzRX0
>>807
>△子伯母も祖母も母も、曾祖母が悪い目を一緒に持っていってくれたので治ったのだと信じている。

最初からオカルト視点で原因を考えるな
偶然が重なっただけって何で考えられない?

821: 本当にあった怖い名無し 2011/08/18(木) 16:15:48.56 ID:gqXZTO8fO
>>816
涙が目洗浄になって見えた可能性があるから偶然ではないかもしれんぞ

他のサイトのお勧め記事(アンテナに飛びます)
他のサイトのお勧め記事(アンテナに飛びます)
1: なごみたい名無しさん 2017/07/14 21:45
元看護婦さんが週刊誌に同じ用な事書いてた。おばさんが亡くなるときに看護婦の手にあった大きな痣を、持って行ってやるからと言って、その後本当に消えたと。