引用元: 「ね こ の い る せ い か つ 66日目にゃ~」より
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/lifesaloon/1307628517/
844: ななしのいるせいかつ 2015/02/26(木) 12:25:08.11 .net
|д゚)コソーリ ダレモイナイ イマノウチニ


デジカメなんてまだなかった頃、ウチには結構な数の元野良とお家に
入るのいや~という野良猫のごはんの面倒をみていた。

やはりオス猫同士ある程度育つと、縄張り争い等もあるらしく、
結構な傷を負って帰ってくる猫もそれなりにいた。

しばらく家の中で治療した後(勿論獣医さんに診てもらってね)、自由
にしてやったりしてたのだけど、そういう事がなくてもふらっとどこ
かへいなくなる事が多かった。

そしてまた新しい猫が来たり、いなくなったり、戻ってきたり。

メス猫さんは、ある程度の大きさになったら去勢手術をしてもらって
上記のようにしばらくはケージの中など安心できるような場所を用意
しておいた。

やはり『夜の一時休戦 猫集会』というのはあるとしか思えない!!


猫なんて飼ってない時はちらっとすら見る事はなかったのに、飼いだ
したら、ふらっと来て一緒に、ごはんくださいな~と新参者もちらほ
らとやってきた。

ご飯は、猫缶+カリカリ+ちょこっと煮干しセットが主だった。
よそるのに、家族3人で、「あいよ~3セットできたよ~」「うい~」
とバケツリレーの如く、庭に集まってる猫にほいほい配られていく。

そうやって、古株猫と新参者猫、いなくなった猫は、延べ30匹は超え
ていたと思う。

そんな数だから色々な猫ドラマがあった。
でももう残りは18歳のメス猫1匹だけ。自分は実家を離れたが、
猫もピンピンコロリと虹の橋を渡って行って欲しい。

845: ななしのいるせいかつ 2015/02/28(土) 18:01:45.45 .net
|・ω・`)ヨシ ココハ ワタシノ チラシノウラダ

ウチがネコを飼いだした訳

私が高校生だったころのはるか昔、体育の時間が終わって、着替えていた。
教室のちょっと離れた一角でごそごそキャーキャーやっていたのでなんだろ?とは
思ったけれどとりあえず体育着から制服に着替えていた。

次の教科の用意をしていたところ、同じ中学で2,3年生一緒だったAさんが、
ダダダッと私のところにいきなり来て「ねぇねぇ!私子さん!」と突然呼ばれて
びっくりした。(Aさんとは友人という程親しくはないので驚いた)

聞いてみると、体育の後片付け(彼女は体育委員)をしていたところ、ダンボール
をみつけ、中を見たら子ネコが4匹いたので、里親探しをしてると言う。
そこで1匹飼ってもらえないか?という事だった。

小学生の時、ネコ以外でも何かペットが欲しいと母に何回も言ったが全て却下。

ウチでは飼えないなぁと思ったのだけれど、以前三軒となりの家に真っ白なネコ
とその子供の1匹がいて、人懐っこくて、近所の家にいきなり来てこたつで温まっ
ていたり、何かおやつをもらったりするネコがいた。

それに対して、父が珍しくにこにこしてネコに何か話していた事があったことが頭
の中を一瞬よぎった。

───父はネコ嫌いではない───

と思った瞬間、「ん~・・・飼えるか断言できないけど、親に相談してみるよ」
と、言ったら彼女は喜んで自分の席にダダダッと戻っていった。

そして彼女は、他の子と一緒に周りに色々話をしている様だった。

その日は、次の授業で今日は終わりで、担当の先生はウチの担任でもあった。

みな状況を察してるようで、ちょこっと警戒していた。
が!やはり子ネコ4匹!鳴かない訳がなかった。

「み~」とか「みゃー」とかたまに聞こえてくるたび、先生は振り返って「ん?!」
と気にしたので、生徒の誰かが、「ネコの真似~似てる?」とか同じ様に「みゃー」
とか演技したり先生に怪しまれつつなんとか授業は無事終わった。

で、先生がいなくなって、Aさんのところへ行くと、(^-^)「どの子がいい?」と、
聞かれたが、何故か選べなかった。

う~ん…と考えてると、Aさんが「じゃあ、今中位の元気(?)な子でどう?」と言う
ので、それでいいや~とちーさな子ネコを受け取りセカンドバッグ(?)につくってお
いた隙間に入れ、じゃあね~と自分の自転車へ向かった。

なるべく振動が伝わらないようにバッグ内に体育着等を敷いて、駐輪場から自転車を
慎重にころがし、出口で自転車を止め、校舎に向かって一礼。
(コレがわが校のルール。やらんで帰るとえっらい怒られる)そのおじぎの際、ネコが
出てきてないか確認して、(チャックは少し開けていたので)さぁ行くぞ~と2キロ
以上の距離を慎重に走って帰った。


途中「みゅ~」と顔を出してきたりで
「よしよし、揺れてごめんね。ちょっと我慢してね。」と頭をなでて、子ネコが中に
いるんだ!慎重に運転せねば、としてると公衆電話発見!
パートで働いていた母に電話で連絡をとった。

846: ななしのいるせいかつ 2015/02/28(土) 18:41:43.91 .net
続きはよ!

847: ななしのいるせいかつ 2015/02/28(土) 23:16:45.25 .net
ふむふむ

848: ななしのいるせいかつ 2015/03/01(日) 01:02:53.16 .net
(をぉ∑( ̄□ ̄;気づかれた!)
案の定、母「な~に言ってんの?え?もう貰っちゃったの?わかった、早退する」と
とりあえず、すぐ帰ってきた。
小学生の弟は喜び、母は頭を抱えてた。

バッグから出してやると、その子ネコは、栄養不足なのか2歩しか歩けなかった。
3歩目になるところんっと転がってしまう。
他には、ケガとかは無かった。
まーなにせ昔なんで、ネコ用ミルクとかそこら辺で売ってるはずもなく、1キロ以上
行けばペットも扱っているホームセンターがあった。
で、さっきの運転とは真逆にどりゃああぁぁとホムセンに凸、ネコミルクゲット!
ネコ用哺乳瓶なんて滅多に置いてなくて、とりあえずミルク&スポイトしかなかった。

で、ちまちま飲ませると、おとなしくスヤァとダンボールにタオルを数枚ひいた簡易
ベッド(?)で寝ていた。
私は「お願い飼わせて!!」とお願いするしかなかった。
母は「まぁお父さんが帰ってきてからだねぇ・・・」となった。

そして父帰宅。
母と同じようにむーっとして考えてた。

後で聞いた話だが、両親は日頃、あれ欲しい、コレ欲しいとめったにワガママを言わ
ない私が、こんな事を言い出したんだ、余程飼いたいのだろうとOKがでたらしい。


子ネコが家にやってきたら、いつどこで手に入れたか不明なのだが、父がネコの為に
色々持ってやってきた。
ネコ用トイレ、水入れ、餌の皿、猫のおもちゃ色々、ねこ用缶詰、他にも色々。
で、とりあえず今は家が無人なってしまうので、近くに住む母の妹の叔母に2,3日
預かってもらって、母はパートを辞め、子ネコの面倒を見てくれる事になった。

そして肝心の名前はどうしよう?となって、弟と私の二人で色々言っていたら、
母は「チャッピー」と呼び ∑( ̄□ ̄; いつの間にか 名前はついてた・・・。
(美空ひばりが飼っていた犬の名前からとってつけたらしい)

家から歩いて5分位の場所に、1階はテナント募集(2つ)、2階以上はアパートとい
う場所の1階の半分がいつの間にか『◯◯クリニック』となってて、それは獣医さん
だった。
あまりの、タイムリーさに笑ってしまった。


そして病院で色々みてもらったり、父が色々なネコ缶やカリカリをを買ってきて、母
が食べやすいようにして食べさせていたところ、3歩どころか、駆け回っていた。


父:餌からペットシーツ、トイレ砂等を買ってくる人
母:ごはんをくれる人
私:よく遊んでくれる人
弟:遊んでくれる人・・・・・という具合だった。

といっても、父に関してはネコには分からないはずで、父はしょっちゅう怒ったり、
怒鳴りちらしたり、かと思えば機嫌がよかったり・・・前からそういう人だったの
で、子ネコといえど、チャッピー目線では父については要注意人物だった模様。
でもまぁ、なんだかんだ言ってもあくまで子ネコですから。

ヾ(*´∀`*)ノ 可愛い 可愛いと両親が寝る場所にちゃっかりチャッピー専用ベッド
を作り一緒に寝ていたらしいが、ベッドは使わず両親のすぐとなりで寝ていた。

父の性格も問題があったが、家族共通の「チャッピー」という存在に全員が話しあっ
たり色々と家の中がネコ1匹でガラリと変わったのは間違いない。

849: ななしのいるせいかつ 2015/03/01(日) 01:44:19.58 .net
>>848
いい話だった

うちの父も初めは猫をただの動物扱いしていたが、
猫は構わず父の膝に乗りせっせと父の寝室に通った
気付いた時には態度が激変しててよく「なんだ?なんだ?」と猫と語り合っていた

850: ななしのいるせいかつ 2015/03/01(日) 13:10:09.40 .net
>>846-847
文章をうまくまとめるのが苦手で色々推敲はしたんですが、
うまくまとめられたのか怪しい文なのに読んでくださって感謝です。

>>849
わわっ、ありがとうございます(・_・;)

ネコと語り合う・・・いいですね(´∀`*)

ウチの父の場合ちょっと片思いっぽかったのでwww
その後、家族に対して怒鳴ったりヒステリーをおこしたりする父に驚き、
チャッピーは最初怯えていたみたいだったんですが、成長してくると
「シャーー!!」と父に対して威嚇したりして父を驚かせたり、
最終進化すると、爪をフルに出して、高い所から父に飛び蹴りしてました。

851: ななしのいるせいかつ 2015/03/01(日) 23:50:57.90 .net
>>850
小さな体でも黙っちゃいないっていう猫らしいエピソードだねチャッピーw

猫には強さや真っ直ぐな生き方やたくさんのこと教えてもらった
また猫と暮らしたいわ

852: ななしのいるせいかつ 2015/03/02(月) 02:32:08.74 .net
猫って、飼ってるには違いないんだけど
なんか「一緒に暮らしてる」って感じだよね

853: ななしのいるせいかつ 2015/03/02(月) 06:06:49.06 .net
飼っちゃえば家族になっちゃうからね

854: ななしのいるせいかつ 2015/03/04(水) 03:17:58.59 .net
家族だよね。ほんとに
私の家族は今、足温器を占領しながら何か主張してる

856: ななしのいるせいかつ 2015/03/23(月) 20:30:44.86 .net
ウチの仔5匹兄弟のうちの一匹をもらってきたんだけど
他の仔達はどうしているのかな? と時々気になる。
保護してくれた方が良い人だったので、皆達者に暮らしていると思うけれど。
もう一匹くらい一緒に引き取ってもよかったかな?と時々思ってしまう。

857: ななしのいるせいかつ 2015/03/24(火) 12:18:58.71 .net
家の子の兄弟達のこと、気になるよね

家が地震で全壊し、かろうじて残った離れに親子三人暮らしてた。
父は病気でほぼ寝たきり。どんなに心塞ぐ日々だったろう。

ある朝、母が呼びにきて付いて行くと、車庫の壁に出来たひび割れから
猫が入り込んだ。母猫がいなかったので見ると3匹の子猫。
父の気晴らしに飼いたいが、親から子を奪うのは気が引けるが、
野良の子だから今を逃すともう捕まらないだろうと、1匹連れ帰った。

散歩から帰ってきた父は見るなり「また拾ってきて!返してきなさい!」
母猫に申し訳ない気持ちでいっぱいの私はすぐ立ち上がって家を出たが、
母が追いかけてきて「返さなくていいってw」
父は掌サイズの子猫と一緒に寝てた。

母猫に出あうと「うちの子どこ?」と責められてるようで本当に申し訳なかった。
残された子猫は少し離れた空き家に引越したらしく鳴き声が聞こえてたので
そこに置き餌をしてたが、だんだん声は小さくり聞こえなくなったので育たなかったようだ。

858: びれっじ 2015/03/24(火) 19:21:30.65 .net
>>844-845-848-850です

>>857
大変な日々を過ごされてきたんですね。
私もネコをもらってきたんですが、後で拾った人たちに詳しく聞いてみたら
ダンボールの中には母ネコもいたらしいんです。

人間を怖がって母ネコだけだーーーーっと逃げてしまったようです。
ああ、そんな状態じゃ、取り上げてしまったんじゃないか・・・と後悔しました。
ただ、拾った子ネコの状態は、2歩しか歩けない栄養不足。
兄弟の中で、中位の元気さでも、よろよろしてました。

独り立ちするのには、このまま放っておいたら、カラスや他の動物に狙われ
たら多分生きては行けなかったと思います。
母ネコには元気そうな子を1,2匹残してあげるのが1番いいのかなと思う
この頃です。

861: びれっじ 2015/03/27(金) 20:52:35.53 .net
連投失礼します。

>>844-845-848-850です

徹夜の孤独感

チャッピーを無事家族に迎えられて、私と弟はチャッピーの遊び相手として、傷だ
らけになりつつネコじゃらしで遊んでいました。
子ネコって案外体力あるんだなぁと感心してました。寝るときはすぐ寝ちゃうけど。

こっちが疲れてきて(なんせ、ネコ目線でおもちゃを床に引きずりつつ小走りにな
るので)もうダメだ~と、ネコじゃらしを遠くへぽーいと投げると、
それを口にくわえて私らのまえにポトン。

「つづき~つづき~♪」
といった感じで、ネコ独特の(?)こっちに対し、顔も体も前に出しつつ斜めっぱしり
(?)で待ち構え、

「ヘイ、ヘイ、カマーンバッチコーイ (ΦωΦ)ノ」といった風でした。

チャッピーは頭もよく、トイレもすぐ覚えてくれて助かりました。

ご飯の準備を母がしだすと、ごはん~♪と母の服を爪で登ってしまい、
母「いーーーーーーったたたたた」となることが数回ありましたが、
母がジーンズを着ていると大丈夫だとわかったらしく、その時だけ登ってきていた
ようです。

しばらくすると、階段もかっかっかっかっ(爪の音です)と登れるようにもなり、
母が洗濯物を干しに行くときは、2階へついて行ってベランダでごろんごろんとし
て日向ぼっこをしていたらしいです。

で、干し終わると母とよく隠れんぼをしていたらしいです。
チャーがだーっと違う部屋に行っては、
母「チャーちゃんどこかな~どこかな~」とソロリソロリと行って
母「いたーーーーーーーーーーーー!」となると、チャーはスゴイ勢いでまた別の
部屋に隠れては同じ様にして母が疲れるまでやってたらしいです。
「もー疲れて大変よぅ」と言いつつ、この母、案外ノリノリである。
(続く)

862: びれっじ 2015/03/27(金) 21:14:06.71 .net
子ネコの面倒をみる為、パートを辞めた母でしたが、以前、テープおこしの仕事を
速記で書き、何かの対談や会議のやりとりをまとめるという仕事もしてました。
その関係で、またテープおこしの仕事を、当時あまり普及していなかった
「ワープロ」を買い、それでまた仕事をするようになりました。

まぁ、主婦をやりつつ仕事も、となると最後の方などは徹夜でしたりすることも
ありました。
そういう時は周りのどこかで、チャッピーが寝てるんだか、起きているのか?
母からちょこっと離れたとこにいました。たまーに、むくっと起きて水を飲んだり
別の場所で寝ていたり。

私自身もテストの勉強で、一夜漬け(;^_^Aとかしている時、私のベッドの上で同じ
ように側にいてくれました。
そして疲れてきた時にもふもふと癒して貰ったり。

弟も、中学生になり、私と同じ様にテストの勉強時、チャッピーを拉致し、自分の
部屋に夜遅くまで勉強していたようです。


母曰く「チャッピーは徹夜の友なのよ。人間が付き合ってそばにいるとなんか落ち
着かないし、かと言って1人で仕事をしてると、ちょっとさみしいし、チャーちゃん
がそばに居てくれるのが1番安心」と皆言っておりました。

えー父?父は、相変わらず、家族に八つ当たりやヒスを起こしたりしている時に、

私「チャーちゃんGO!!」父を指さす。
チャー「シャー!!(爪を出し戦闘体勢)」
父「いだだだだ!コラッ!チャッピー、誰がお前の餌買ってきてると思ってんだ!」

まぁ、ネコを飼った事がある人には分かると思いますが、ネコの爪はまっすぐに
はえていません。カーブがありますので一度食い込むとそれに沿って取らないと
引っかかって、すごく・・・痛いです( ̄▽ ̄;)

後で、しつけ担当の私は父から「なんて教育してんだよぅあーいててて」
と愚痴られました。
その後以降、何匹も何匹もネコを家で飼ってたりしましたが、怯えて逃げるネコは
何匹もいましたが、戦闘体勢をとるネコはチャッピーだけでしたヽ(ΦωΦ)ノ

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