引用元:
「猫(ぬこ)のガイドライン 33匹目」
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1253805999/
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1253805999/
396: 水先案名無い人 2009/10/12(月) 17:58:57 ID:I/oWlQ7o0
453 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/10/11(日) 16:04:39 ID:TpqjVs5m0
ほぼ常に上機嫌で明るかった、昔我が家にいたぬこ。
だが、そんな彼にも禁句があった。
「お前は○○(前代のヌコ)の生まれ変わりかもねー」
私たちがこれを言うたびに、彼は必ず不機嫌になった。
同様に「お前は誰の生まれ変わりなの?」と訊いても、ムッとする。
俺は俺だ、それで良いじゃないか、とでも言いたげに。
やがて家族の誰も、彼がどの猫の生まれ変わりなのか、気にしなくなった。
我が家に来てまもなく彼は外でお嫁さんと、子供を作った。
まだ生後6ヶ月で、去勢してよいかどうか家族内で意見が割れていた間の早業である。
私は仕方ないので「奥さんや子供ができたら紹介してね」と猫に頼んでいた。
彼は、お嫁さんについてはご近所の猫好きさん(里親探しの達人)に紹介し、
生まれた息子は、我が家につれてきた。
息子猫が下痢をしたら、人間が拭く前になめ取ってやり、
息子猫がいたずらをした時は、大声で名前を呼んで叱りつけたりと、本当に父親らしかった。
その子について「お前の息子はかわいいねぇ」と褒めたある日、
それまでボス然と格好をつけていた彼がパッと瞳を輝かせて、
でれんでれんとクッションの上をのたくって全身で喜びを表現した様子が、今も忘れられない。
ほぼ常に上機嫌で明るかった、昔我が家にいたぬこ。
だが、そんな彼にも禁句があった。
「お前は○○(前代のヌコ)の生まれ変わりかもねー」
私たちがこれを言うたびに、彼は必ず不機嫌になった。
同様に「お前は誰の生まれ変わりなの?」と訊いても、ムッとする。
俺は俺だ、それで良いじゃないか、とでも言いたげに。
やがて家族の誰も、彼がどの猫の生まれ変わりなのか、気にしなくなった。
我が家に来てまもなく彼は外でお嫁さんと、子供を作った。
まだ生後6ヶ月で、去勢してよいかどうか家族内で意見が割れていた間の早業である。
私は仕方ないので「奥さんや子供ができたら紹介してね」と猫に頼んでいた。
彼は、お嫁さんについてはご近所の猫好きさん(里親探しの達人)に紹介し、
生まれた息子は、我が家につれてきた。
息子猫が下痢をしたら、人間が拭く前になめ取ってやり、
息子猫がいたずらをした時は、大声で名前を呼んで叱りつけたりと、本当に父親らしかった。
その子について「お前の息子はかわいいねぇ」と褒めたある日、
それまでボス然と格好をつけていた彼がパッと瞳を輝かせて、
でれんでれんとクッションの上をのたくって全身で喜びを表現した様子が、今も忘れられない。
