引用元:
「九尾・狐・稲荷神社PART3」より
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1240043284/
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1240043284/
253: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2009/04/28(火) 19:51:52
岩手県の民話によれば、九戸のアラズマイ平に棲む白狐が村の子供と仲が良く
一緒に遊んだり、勉強を教えていたそうだが、それ以上のことが調べられなかった
アラズマイ平の白狐について詳しく知りたいのでご存じの方いませんか
一緒に遊んだり、勉強を教えていたそうだが、それ以上のことが調べられなかった
アラズマイ平の白狐について詳しく知りたいのでご存じの方いませんか
254: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2009/04/28(火) 20:54:41
おもしろいね。初耳なので何もこたえられないけど。
宮沢賢治はこの話をもとにして「雪渡り」を書いたのかなってのは勘繰りすぎか
宮沢賢治はこの話をもとにして「雪渡り」を書いたのかなってのは勘繰りすぎか
255: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2009/04/28(火) 21:30:42
宮沢賢治と狐
面白そうなテーマじゃないか
彼は子供のころ、高熱を出して苦しんでいたら
岩手山の白い髭をはやした神様が白馬に乗ってやってきて
刀でお腹を刺した夢を見たという。
そして高熱は治まった。
面白そうなテーマじゃないか
彼は子供のころ、高熱を出して苦しんでいたら
岩手山の白い髭をはやした神様が白馬に乗ってやってきて
刀でお腹を刺した夢を見たという。
そして高熱は治まった。
258: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2009/04/28(火) 22:28:16
宮沢賢治さんって霊観があったみたいよ
すくなくとも霊的な人間だからこそ霊的なものがたりがおおいんだよね
すくなくとも霊的な人間だからこそ霊的なものがたりがおおいんだよね
259: 名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2009/04/28(火) 23:33:56
可愛(かあい)らしい狐の女の子が黍団子(きびだんご)をのせたお皿を二つ持って来ました。
四郎はすっかり弱ってしまいました。なぜってたった今太右衛門と清作との悪いものを知らないで喰べたのを見ているのですから。
それに狐の学校生徒がみんなこっちを向いて「食うだろうか。ね。食うだろうか。」なんてひそひそ話し合っているのです。かん子ははずかしくてお皿を手に持ったまままっ赤になってしまいました。すると四郎が決心して云いました。
「ね、喰べよう。お喰べよ。僕(ぼく)は紺三郎さんが僕らを欺(だま)すなんて思わないよ。」そして二人は黍団子をみんな喰べました。そのおいしいことは頬(ほ)っぺたも落ちそうです。狐の学校生徒はもうあんまり悦んでみんな踊りあがってしまいました。
キックキックトントン、キックキックトントン。
「ひるはカンカン日のひかり
よるはツンツン月あかり、
たとえからだを、さかれても
狐の生徒はうそ云うな。」
キック、キックトントン、キックキックトントン。
「ひるはカンカン日のひかり
よるはツンツン月あかり
たとえこごえて倒(たお)れても
狐の生徒はぬすまない。」
キックキックトントン、キックキックトントン。
「ひるはカンカン日のひかり
よるはツンツン月あかり
たとえからだがちぎれても
狐の生徒はそねまない。」
キックキックトントン、キックキックトントン。
四郎もかん子もあんまり嬉(うれ)しくて涙(なみだ)がこぼれました。(青空文庫より)
四郎はすっかり弱ってしまいました。なぜってたった今太右衛門と清作との悪いものを知らないで喰べたのを見ているのですから。
それに狐の学校生徒がみんなこっちを向いて「食うだろうか。ね。食うだろうか。」なんてひそひそ話し合っているのです。かん子ははずかしくてお皿を手に持ったまままっ赤になってしまいました。すると四郎が決心して云いました。
「ね、喰べよう。お喰べよ。僕(ぼく)は紺三郎さんが僕らを欺(だま)すなんて思わないよ。」そして二人は黍団子をみんな喰べました。そのおいしいことは頬(ほ)っぺたも落ちそうです。狐の学校生徒はもうあんまり悦んでみんな踊りあがってしまいました。
キックキックトントン、キックキックトントン。
「ひるはカンカン日のひかり
よるはツンツン月あかり、
たとえからだを、さかれても
狐の生徒はうそ云うな。」
キック、キックトントン、キックキックトントン。
「ひるはカンカン日のひかり
よるはツンツン月あかり
たとえこごえて倒(たお)れても
狐の生徒はぬすまない。」
キックキックトントン、キックキックトントン。
「ひるはカンカン日のひかり
よるはツンツン月あかり
たとえからだがちぎれても
狐の生徒はそねまない。」
キックキックトントン、キックキックトントン。
四郎もかん子もあんまり嬉(うれ)しくて涙(なみだ)がこぼれました。(青空文庫より)
他のサイトのお勧め記事(アンテナに飛びます)