引用元: 「ほんのりと怖い話スレ その59」より
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249426153/
960: 1/3 2009/08/26(水) 16:08:55 ID:kDE+arAt0
思い出した事があって投下します。

DQNエバラ①

14年前,高校を卒業間近だった頃に友達に聞いた話
その友達はエバラ(仮)とでも呼ぼうか・・・エバラとは同じ中学出身だった。
高校は別々になったものの,何故か気の合う悪友だった。

ある日,エバラから俄かには信じられない話しを聞いた。
中学3年の時,受験勉強のストレスから同級生の女の子の下着を夜な夜な盗みに行ってたという。
(おいおい犯罪じゃねーか(ー。-;) いまさら俺にそんなこと話してどーすんの?www)
同級で可愛いトップ10人に入るであろう女の子の名前を次々に挙げるエバラ。
とにかく,あのスリルと興奮が堪らなくて,癖になっていた という。
『・・・んで・・・今もやってんの?』俺は恐る恐る聞いてみた。
『・・・いや・・・・・今は・・・やってない・・・』どうも歯に挟まった言い方をするエバラが次に,
『・・・実は・・・変なもの見て・・・』と言う。
(変なもの?)俄然,興味が湧いてきた。それからエバラはポツポツと話しだした。

961: 2/3 2009/08/26(水) 16:10:02 ID:kDE+arAt0
DQNエバラ②

ある寒い時期のこと,いつもの様に黒っぽい服装に着替え,腰にポシェットを付けて家を出た。
深夜1時過ぎ。小雨が降っていた。移動には自転車が早いが,あまり目立ちたくない。
いつも歩きで目立たない道を選んで目的地まで進んでいた。(それも目立つな~ ´~`;)
目的地のA子の家まで徒歩20分。一軒家で周りの家に犬を飼ってるところも無い,調査済みだ。
雨が降っていたので取り込んでないか心配だったが,車のカーポートの所に干してあった。
柄を見て目当てのA子の物か物色。そして素早くGET!!足早にその場を離れる。
さらに別のB子の家まで・・・・・と,その夜だけでも3件ほど下着をGETした。

腕時計を見ると2時を少し回っていた。(さてと・・・帰るか)と思って帰路についた。
その頃には小雨だった天気も少々強く降っていた。少し小走り気味に急ぐ。
道は片側1車線で端から端まで直線で3~400m程。歩道は白ラインを引いただけ。周りは閑静な住宅街。
外灯も疎らでむしろ,電気で照らされた部分と暗闇の部分の明暗がありすぎて少しだけ不気味だった。

しばらく歩いていると前方30m程の外灯を過ぎた所に1台の車が停まっていた。道路左側の家の石積み塀にピッタリくっ付けて歩道を塞いでる。
別になんてことはない普通の黒いセダン形の車だ。
車まで15m程の所に来た時,その車が揺れているのに気付いた。だがエンジンが掛かってない。
(なんで??)と思いながらも(ハハ~ン  ̄ー ̄ カーSEXか~?)と思い,期待に胸を膨らませ,忍び足+屈み姿勢で

いざ突撃ーーー!!!・・・・・・・・・・・・って誰もいねぇ((;゚д゚))

車の窓はスモークを貼っていて,前に回ってフロントガラスから覗いたんだが誰もいない。
(・・・んな馬鹿なwww今の今まで揺れていた車だぜ?いないわけがねぇ ゚Д゚ )
もう一度,車内を隈なく覗く。覗くっつーか,ガン見!! もう,初めて外車を見た小学生の様に張り付いて見たね。自分の息でガラスが曇ろうとも・・・
だけど,いない・・・。もしや,と思って車の下を這いつくばって見た。道路,雨で濡れてたし,耳に雨が入りかけたけどお構いなしにね。だけど・・・

・・・・いない・・・

962: 3/3 2009/08/26(水) 16:11:04 ID:kDE+arAt0
DQNエバラ③

こーなるとさすがに怖くなって,その場を早く逃げ出そうと立ち上がった。
自分が帰る方向を見て,来た方向を振り返ったら・・・車の後ろに外灯があるんだけどその外灯の光と闇の境に黒いモヤがかかっていた。
どんな形?と問われても,人間の大きさぐらいの塊ってしか表現のしようが無い。
(なんだぁ??)って見てると,そのモヤがザワザワ蠢いてだんだんと人の形になっていく様だった。

(やばいっ!やばいっ!!)って思って走りだした,もちろん帰る方向に。全力疾走だ!
ものの数秒で次の外灯まで来た。車からは約30m程 離れたはず。その時,初めて振り向いた。ところが・・・
肝心の車が無い! 外灯は有る,だけど外灯の傍にあるはずの車が無い。(そんなぁ・・・(;゚д゚) )
パニックになっていた。見間違いかと目を擦って見ても同じだった。とにかくココから逃げ出したかった。
(とにかく帰る!) その一心で帰る方向に向き直った。 ・・・が信じられない光景が目前にあった。

5m程前に黒い車があるのだ!先ほど有った車とまったく同じ黒いセダン。
停車している状況も同じ,石積み塀にピッタリくっ付けて歩道を塞いでる。外灯もそこにあった。
そして・・・・黒いモヤもそこにあった・・・いや・・・黒い人となっていた。
今度は黒い人が手を伸ばして向かってきた! まるでゾンビの様な動きでそれは一歩二歩と向かってきた!

・・・・・・・・あとは,どこをどー走って帰ったのかハッキリと覚えてないんだが大声で叫びながら帰ったあげく,
その声で家族を起こし下着はバレなかったが夜中出てたのがバレて親に酷く怒られた。

俺『・・・・・・・長い話だったがそれがオチか?』
エバラ『・・・後日,昼間にその場所行ってみたんだけど・・・そこの道路・・・外灯横に道祖神?ってゆーのかなぁ,奉ってあった・・・』
俺『・・・やべぇ・・・ネ申じゃんそれ・・・んでどーしたの?』
エバラ『・・・盗んだパンツ全部,お供えしてきた・・・』

そんなDQNなエバラだが最近,他の友達から去年死んだと聞かされた。交通事故だったらしい。

エバラ・・・成仏しろよ

963: 本当にあった怖い名無し 2009/08/26(水) 16:23:48 ID:blIBckh60
事があってからお亡くなりになるまで13年経ってるって事は
たぶん祟りとかじゃあないよね…
それにしてもパンツ供えるとは豪胆なww

964: 本当にあった怖い名無し 2009/08/26(水) 16:32:49 ID:Bcwwr13G0
エバラ君憎めない人だねw
ご冥福お祈りします。

ありきたりかもしれない、母親から聞いた話。
数年前祖父が亡くなった時、母親は死に目に会えませんでした。
それまで介護のために病院で付きっきりだったのに、
ちょっと自宅の様子を…と病院を離れた時に亡くなったので
母はかなり悔やんでいました。
初七日の早朝、祖父母の家でみんなで雑魚寝していて、
ふとトイレに行こうと起きて廊下に出たら金縛り。
疲れてるのかな?とふと玄関を見たら人が立っていた。
顔と足下はボーっとしていて朝日の逆光でよく見えなかったらしいけど
祖父が大事にしていた紋付き袴を着ていたのですぐに「父だ!」と
思ったそう。その瞬間ふと消えてしまったそうな。
「たぶん、旅立つ前に会いに来てくれたんだ…」と後日
自宅に戻った時話してくれました。

965: 本当にあった怖い名無し 2009/08/26(水) 16:42:42 ID:ElZJUluz0
エバラってカタカナで書くと焼肉のたれ思い出しちゃうん

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