引用元: 「ほんのりと怖い話スレ その105」より
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/occult/1412324824/
148: 本当にあった怖い名無し 2014/10/17(金) 23:39:17.33 ID:xOjKH7VX0
小学校の修学旅行で泊まった旅館、風呂に入る為に大浴場に皆で移動している時
向こうから三人組のおばちゃんたちが歩いてきた。
その中の一人のばあちゃんが俺と目を合わせて唐突に
「あらぁ?うちの孫よろしくねぇ」
と言った。
俺も皆も完全に?だった。ばあちゃんはにこにこして去って行った。

数年後、高校に入学した俺に仲の良い友達が出来た。そいつとはいつも一緒につるんでた。
ある日そいつんちに遊びに行くと修学旅行の時のばあちゃんがいた。
間違いなくそのばあちゃんだった。
「あらぁ?来たの。いらっしゃい」
あの日と同じにこにこした顔でそう言われた。
「ばあちゃん、じゃぁこいつなの?」
って友達は驚いた顔をしてばあちゃんに言ってた。
後で聞くと友達のばあちゃんは何か色々分かる人、らしく数年前にばあちゃんが旅行に行った後に
「高校生になったらとっても長く付き合える子に会えるよ。ばあちゃん先に会って来たw」
と友達自身も言われてたらしい。

友達はいつもの事だとその時は「ふぅん」と流したけど
「女だと思ってたし。楽しみにしてたのにお前かよ」
とか言ってた。それはこっちのセリフだ。

一番不思議なのは俺に会った時ばあちゃんは夫婦(つまり友達のばあちゃんとじいちゃん)水入らずの
旅行中だったらしく。
だったらばあちゃんの両隣にいたおばさんたち、誰?
ってとこなんだけど。
友達のばあちゃんはやっぱにこにこしながら
「あらぁ?見えちゃった?」
って言うだけだ。

149: 本当にあった怖い名無し 2014/10/17(金) 23:55:00.47 ID:hOj6q5we0
>>148
とても好きなほんのり感でした!

150: 本当にあった怖い名無し 2014/10/18(土) 00:41:46.73 ID:vA1KrueM0
>>148
一瞬、「間違いなくそのばあちゃんだった。」を
「間違いな くそのばあちゃんだった。」と読んでしまってビビった

151: 本当にあった怖い名無し 2014/10/18(土) 01:51:20.56 ID:GPNEsGQHO
>>148
全然怖くないし何だかいい話だなあ

153: 本当にあった怖い名無し 2014/10/18(土) 09:07:20.26 ID:M0tRWrkx0
>>148
こういうの好きだ。他のおばあちゃん話もプリーズ

154: 本当にあった怖い名無し 2014/10/18(土) 09:31:53.23 ID:+uRcIxu90
>>153
怖い話もいいけど、こんなほんのり少し怖いくらいのがいいね。
まさにスレタイ通り

155: 本当にあった怖い名無し 2014/10/18(土) 10:32:45.09 ID:OwbFMbeni
ボケたババアがいた、ってだけの話じゃないのか?

159: 本当にあった怖い名無し 2014/10/18(土) 19:08:15.20 ID:F8Rtw1WR0
148です。
あまり怖い経験はないです。
>>155
新聞のクロスワードと編み物とカラオケ(演歌)好きで
車乗り回して友達と映画見に行ったりランチ食いに行くばあちゃんが
ボケてるわけないですw

そんなばあちゃんの孫、俺の友達もばあちゃんには及ばずとも本人曰く少し分かる奴だ。
なんか最近肩が重いなぁと思っていたら
「お前肩に何か居るぞ」
と言われた。
「何が居んの?」
「え?知らねーよ、ブッフォw」
と言いっぱなしの友達にふざけんなよ怖ぇじゃんよと返すと友達は目を細めて俺を見た。
友達が言うにはほとんど見えないけれどそうすると少しは詳しく見えるらしい。
そしたら友達は俺を見て急にブッヒャーと大爆笑。
「お前、猫のキ○タマ肩に乗ってる!」

友達が言うには俺の左肩にはふわふわしたωな形の小さなものが乗っていたらしい。
猫は好きだし猫の尻の下で揺れる毛だらけのぽんぽんしたキ○タマも好きだ。
だが猫のキ○タマが肩に乗ってるのは凄く嫌だったからばあちゃんに相談しようと
その日の放課後には友達んちに行った。

「違うよ俺君、猫の顔だよ。T(友達)君には猫の口(ω)しか見えなかったんだろうねぇ」
友達は猫の口を猫のキ○タマと勘違いしていたらしい。
弱小霊感の友達の言葉はもう信用しないことにした。
取りあえずキ○タマじゃなくて良かったとすっかり油断した所為で
肩の猫をどうすればいいか、それをばあちゃんに聞かないまま俺は家に帰った。
勿論肩は重いままだ。

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