引用元: 「ほんのりと怖い話スレ その66」より
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1276909319/
191: 登山合宿 1/3 2010/06/27(日) 04:16:42 ID:AwUNetHl0
>>172の友人Aとの話を書いた者です。
あんな話を書いたら怖くて寝られなくなってしまったので、中一の時の登山合宿の話もついでに書きます。

時期が一学期なのか二学期なのかちょっと思い出せないけど、
Aとは仲良くなっていたので、秋くらいに合宿だったのかな?
合宿はキャンプ場に宿泊で生徒はそれぞれ班でテントで寝ることになっていた。
テントっつっても自分達で設置するようなやつではなく、
すでに設置されている比較的大きなもので、自分の班は6、7人いたと思う。
一日目はレクリエーションと飯盒炊飯とキャンプファイヤーで比較的時間に余裕はあった。
空き時間はお互いのテントを行き来し、トランプをしたり、お菓子を食べたりして楽しんでいた。
自分の班とAの班の人間は仲良かったので、キャンプファイヤー後自分の班のテントにAの班のやつらが遊びに来た。
自分の班のテントではお菓子を食べ、ウノをして盛り上がってた。
一部のやつらはゲームや部活、恋愛の話をしたりしてね。
そうしていると、Aは急にテントの上の隅の方を見上げてじっとしてる。
猫とか犬とかも時々じっと空を見上げたりするけど、Aのもあれに似ている。
Aには部活中も度々そうゆうことがあった。
だから自分はまたかと思い、その時自分もAの視線の先を見た。

192: 登山合宿 2/3 2010/06/27(日) 04:17:44 ID:AwUNetHl0
そこには顔が浮かんでいた。
輪郭はぼやけて広がっていて、青白い、女の顔。
口元が歪んでいたのでおそらくは笑っていたのではないかと思う。
自分はその時「久しぶりに見えたなー」などとぼんやりと思ってた。
でも内心ビビりまくり。自分の顔は引き攣っていたに違いない。
視線をAの方に戻すとAは不思議そうな顔をして俺を見ていた。
自然な流れで自分とAはトイレに言ってくるとテントを出た。
トイレまでは少し距離があって自分達は無言で歩いた。
そして意を決して自分はAに「顔が浮かんでた」と言った。
Aは「うんうん。そうそう」みたいにちょっと嬉しそうだった。
自分はAが霊感強い人だとは知っていたけど、別に自分はAと二人してオカルト話を積極的にするようなことはそれまでなかった。
だからAはその時俺が見えたりするってことを初めて知ったっぽくて驚いていた。
それで一応トイレで用を足して、広場の大きな石に座って、あれやこれやと話し合った。
Aの口からAの家系の話を聞いたのはその夜だったと思う。
Aが山と相性が悪いと聞いたのもこの時だった。

193: 登山合宿 3/3 2010/06/27(日) 04:18:59 ID:AwUNetHl0
最初の話で「山での話は?」ってあったのでこの時の山での話。
登山はクラスごとで登らなければならなかったんだけど、
最初はクラスごとに登っていた生徒達もそれぞれ仲の良いやつらと登るようになっていた。
自分達も同じで、テントの時のように自分の班とAの班のやつらで登っていた。
自分達もだるいだるい言いながら登ってたけど、Aがキレ気味に自分に向かって、
「お前(幽霊と)すれ違ったりしないの?全然なの?」
という風に聞いてきたけど、俺は普段全くといっていいほど見えないので笑顔で「全然」と答えてやった。
そしたら「お前も苦労しろよ!」とA半ギレ状態。
でも山頂付近では形勢逆転して、高所恐怖症の自分にAが「今どんな気分?」とかにやにやしながら聞いてくるので、
下りの時には喧嘩寸前までいったけど、お互い色々ときつかったので、普通に登山の愚痴を言いながら下りてった。

山での話はこんな感じです。
怖い話っつーか友人Aとのただの実話でした。またも長文すみません。

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