引用元: 「後味の悪い話 その96」より
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1226279434/
53: 13/ザメッティ 1 2008/11/11(火) 18:20:24 ID:8ipsM9YD0
去年公開の映画 13/ザメッティ

フランスで暮らすセバスチャンは貧乏な若者
大工として働く彼はある男の家に屋根を修理に出かける
そこで家にやってきた男の友人が金の話をしているのを盗み聞きしたセバスチャンは
封筒を隠している場所をこっそり見ていて盗んでしまう
その中にはパリ行きのチケットが入っていた

金が手に入るうまい話だとしか思っていなかったセバスチャン
しかし指定されたホテルに電話がかかってきて何度か指示を受け場所を転々としていく
行く先々には何故か13の文字が
迎えにきた車に乗り込んでついた先は森の中の怪しい屋敷




54: 13/ザメッティ 2 2008/11/11(火) 18:21:08 ID:8ipsM9YD0
実はそこは「集団ロシアンルーレット」の会場だった
13人が輪になり前の人間の頭に発砲する賭博ゲームだったのだ
自分のスポンサーになる人物に「予定をしていた人間は来れなくなった」と嘘をつきゲームに参加することになったセバスチャン
弾が1発から2発、2発から3発・・・と段々増えていき人数も少なくなっていく
手に入る金の値段も吊り上っていくが死ぬ可能性も同時に吊り上っていく
しかし最後の一人になるまでゲームは続く
自分の後ろの人間が撃つのがほんの少し遅く助かったりと段々神経をすり減らしていく

遂にセバスチャンと前回同じゲームで勝ち残ったというある兄弟との一騎打ちになった
死の恐怖に震えながら引き金を引くセバスチャン

結局運が良くセバスチャンは生き残り、大金を手に帰路に着く
帰り道で何かを悟ったのかゲームで勝ち取った大金を郵送し、代わりに鞄には
サンドイッチと水を買って入れて汽車に乗った

そこへ最後のゲームで撃たれた兄弟の兄がセバスチャンに近づきナイフで刺し、鞄を盗み逃走
最後は疲れ果てたセバスチャンの顔のアップで終了

全編白黒でなかなか気味の悪い映画でした

57: 本当にあった怖い名無し 2008/11/11(火) 18:57:03 ID:4VvwPzVe0
セバスチャンなのに執事じゃないなんて・・・

60: 本当にあった怖い名無し 2008/11/11(火) 20:22:41 ID:LE1nr1/DO
>>57
「貧乏」「若者」「大工」とかセバスチャンって名前から想像出来ないよな
なんで執事ってイメージがつよいんだろう

61: 本当にあった怖い名無し 2008/11/11(火) 20:25:04 ID:KOhzrEWW0
>>60
元ネタは絶対漫画かアニメなんだろうけどな

62: 本当にあった怖い名無し 2008/11/11(火) 20:44:58 ID:q4JlEv8UO
>>61
アルプスの少女ハイジに出てくる執事がセバスチャンという名前だった気がする
多分そのせいで日本人の脳にセバスチャン=執事と刻まれた

67: 本当にあった怖い名無し 2008/11/11(火) 23:01:30 ID:b7YHfnIZ0
>>62
まさかこんなところでセバスチャン=執事の理由を知ることができるとは・・・
ありがとう