引用元: 「△▲▲猫だけにみえるもの・7▲▲△」より
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1065096188/
915: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 15:44
妻が実家に帰省していたのだが、午後に帰宅するというメールがきた。
5時ごろに家に着くかなと頭の中で計算をしていたところ
突然、玄関のドアが閉じるバタンと言う大きな音がした。
2匹の猫たちも妻が帰ってきたと思ったらしく、玄関にお迎えに走っていった。

わたしは早い帰宅に驚いたが、妻がわざと着く時間を遅く言って
驚かせようとしたのかな、と思い(妻は時々そういうことをする)
自分も玄関に行ってみたが、そこに妻はいなかった。

猫2匹がきょとんとした顔でドアを見ていた。
玄関の鍵はしっかりと施錠されていた。
ドアを恐る恐る開けてみたが、誰もいない。

それから2時間ほどして妻は帰宅。

・・・あの音はなんだったのだろう。

916: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 15:55
もひとつ。これは実家での話。

高校生の弟と母しかその日は家にいなく
二人で居間でぼんやりテレビを見ていたそうだ。

実家では猫を飼っていて、その日も猫は
幸せそうに眠っていたそうだが、突然むくりと起き上がると
玄関に駆けていって、うぅぅ~とうなり声を上げ始めた。
突然の変化に二人は驚き、注意を玄関に向けたところ
玄関から死臭のような匂いが漂ってきたという。

それまで玄関と居間をはさむドアは開け放たれており
そのような匂いは少しもしなかったのに、なぜ突然。
二人ともパニックになり、恐ろしさに朝まで眠れなかったらしい。
猫は警戒するように背中を逆立てたまま、しばらく玄関にいたとか。
朝になると匂いは消え、匂いの原因になるようなものも玄関にはなかったらしい。

これには後日談がある。
朝になって近所の人から電話があった。
裏の○○さんのおばあちゃんが昨夜遅くに亡くなったそうよ、と。
おばあさんの霊が迷い込んでしまったのかね。
あの死臭のような匂いは今でも鼻にこびりついているような気がして
いくら知っている人でもやはり気味が悪い、と母は言っている。

917: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 16:06
 学生時代のこと。

 友人の家に遊びに行き、お喋りに興じていると、脇で丸くなっていた猫が突然
むくりと起きあがり、廊下との境の板戸に視線を向けた。板戸は風を通すために
開けてあり、すぐ脇が階段の降り口になっている。誰かが上がってくる様子はない。
 が、猫は慌てて立ち上がると、とととととっと隣の部屋へ走っていった。隅の方で、
こちらの方を窺っている様子だ。
 何事? と友人と顔を見合わせた瞬間、猫が見ていた板戸が、一枚だけがたがたと
派手に揺れ始めた。地震かと思ったが、足元も電灯のひもも揺れていないし、板戸の脇の戸棚に
山と入っているガラス器がぶつかる音もしていない。
 揺れているのは、その板戸だけだったのだ。
 茫然と見守るうち、ほどなく板戸は揺れるのを止めた。こわごわと友人が板戸の向こう側を
確かめてみたが、誰も廊下にいなかった。当たり前だ、誰かが階段を上ってくれば、私や友人が
気づかない筈がない。
 しばらく言葉もなく固まっていると、けろりとして戻ってきた猫が、伸びをして元の
場所に丸くなった。何となく怖がっているのも馬鹿馬鹿しくなった私たちは、猫と同じように
何事もなかったようにお喋りを再会することにしたのだった。

 それにしても。見えなくて良かった、んだよね、多分……。

918: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 16:31
>>915-917

そういう話、好きなんですよ・・・。
他にも何かあったら、お願いします。

奥様によろしく。

919: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 17:18
>>915-917
読み応えありました。
同じく、またお願いします。

920: 915,916 04/02/26 18:53
917は別の方の書き込みですね。
リクエストに答えてもうひとつ。
妻が中学生の頃の話。

明日がテストだったので、テスト勉強のために
中学生だった妻は深夜まで居間で勉強していた。
だいぶ疲れが出てきてぼんやりし始めたため
このままでは集中できないと思い
気分転換に家の周りを散歩することにした。
なにぶん妻の実家は田舎なので
夜になると街頭も少なく家の周りは真っ暗。
一人で出歩くことに不安を覚えた妻は
傍らに寄り添っていた猫を連れて行くことにした。

外は冬の冷たい空気がぴんと張り詰めていて
もやがかかっていた頭もしゃきんとして気持ちよかった。
家の周りを一周したら家に帰って続きをしよう。
そう思って猫を抱えて歩き始めたところ。
腕の中にいる猫が急に体をこわばらせて
妻の背後に向かってうなり始めた。
シャーと威嚇までするので、突然のことに驚いた妻は
恐る恐る振り返ってみた。

921: 続き 04/02/26 18:54
黒い人のような形のものが音もなくさっと道を横切っていった。
妻から5mぐらいの距離だった。
ちょうどそこは街頭がある場所なので
もしも人が通ったならばその姿かたちははっきりみえるはず。
それなのに、今通ったものは大きさは人と同じくらいにも拘らず
黒い、ということしか分からなかった・・・。
そして去った先にはブロック塀がある。
音もなく乗り越えることは困難だろう・・・。

妻はあまりの怖さに猫を硬く抱きしめて
ダッシュで家に帰ったそうです。
それからは、夜出歩くことはもちろん
トイレにすら行けなくなったと妻は言っていました。

925: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 21:06
>>920
こう言っては失礼かもしれませんが、
田舎の人って、世間話みたいに怖い話を
もってきますよね・・・。

とても興味深いです。

928: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 21:54
>>921
あ、それはくねくねですね。